図①は椎間板の構造です。コラ-ゲン線維でできています。
バ-ムク-ヘンのようにいく層にもなっています。中央は髄核でゼリ-状になっています。70~90パ-セントが水分です。
また、髄核には血管も神経もありません。しかし、クッションとしての役割は大きく私たちの身体の重みを支えています。
椎間板には常に圧がかかっています。でも線維輪が外側にふくらんで圧を逃がしています。このように椎間板は私たちが生活する上で酷使されているのです。
では、椎間板はどのように栄養の補給をうけているのでしょうか。図②の椎体と線維輪の表面は毛細血管がひじょうに発達しています。
つまり、私たちが動くことによって椎間板の圧力が高まり、ギュッと絞られ老廃物が外に吐き出され、次の順序として内部と外部の浸透圧が等しくなると、椎間板は周囲の組織から酸素と栄養の供給を受け入れるのです。
ただ、線維輪は構造的に30度の角度になっているのでゴルフのスィングのようなひねり(図④)に非常に弱いのです。でも、引っ張りには(図③)強い構造です。
最後に、ギックリ腰を繰り返すと線維輪の線維が図④で分かるように裂けやすくなります。その結果、図⑤のようにヘルニアになってしまいます。しかし、整形外科の治療なり民間の施術などの効果により患部の血流が改善されると、図⑥のように遊離したヘルニアの破片がある場合は、からだ内部の治癒のしくみがはたらいて、マクロファ-ジが強い援軍となって破片を食べてくれます。(高齢になると、この仕組みは働きにくくなります)
したがって、図⑤のヘルニアが小さくなり神経根への圧迫なり患部の炎症が引けば痛みは改善します。
当院の施術の流れは、まず硬くなっている全身の筋肉をほぐすことからはじまり、つぎに原因となっているポイントを絞り込みその患部を丹念にもみほぐします。つぎの段階では障害となっている骨盤と骨格の歪み見つけて患部に矯正をほどこします。この一連の施術によりかなりの緩和が期待できます。
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