脳の専門家が書いた奇跡の脳①

ハーバード医学校の神経解剖学者ジル・ボルト・テイラー女史はある日、自らの脳先天性動脈奇形が原因で脳出血を発症してしまいました。

 

彼女自身が、「脳のおしゃべり」と呼称している左脳の言語中枢が障害されたのです。この部分は、いつも自分自身に話しかけています。今日はスーパーで買い物しなければならない。帰ったら洗濯をする日。友達に電話をしなくちゃーなど、計算高い知力の言語中枢野です。

 

このときから、彼女の人生は一変しました。結論から言えば、彼女は学者として職場復帰できました。その経験から、最も必要だった40の事柄をあげています。以下に記述します。

 

1:わたしはバカなのではなりません。傷を負っているのです。どうか、わたしを軽んじないでください。

2:そばにきてゆっくり話し、はっきり発音してください。

3:言葉は繰り返して。わたしは何も知らないと思って、最初から繰り返し、繰り返し話してください。

4:あることを何十回も、はじめと同じ調子で教えてくれるよう、忍耐強くなってください。

5:心を開いてわたしを受け入れあなたのエネルギーを抑えて、どうか急がないでください。

6:あなたの身振りや顔の症状がわたしに伝わっていることを知っていてください。

7:視線をを合わせて。わたしはここにいます。わたしを見にきて。元気づけてください。

8:声を大きくしないで。わたしは耳が悪いのではなく、傷を負っているのです。

9:適度にわたしに触れて、気持ちを伝えてください。

10:睡眠の治癒力に気づいてください。※この睡眠はもっとも重要なな事柄です。睡眠によって脳の神経ネットワークが再構築している最中なのです。子供が遊び疲れてパタッといつのまにか寝てしまうのはこの理由からです。脳の栄養は、酸素とブトウ糖です。このときは、脳に最大限栄養を供給しているのです。そっとしておいてください。

 

奇跡の脳から抜粋。---続く。