ストレスとがん

元新潟大学免疫学教室教授の安保徹先生の~免疫学理論~をご存知の方は多いと思います。「病気は自分で治す」の著書が有名です。

 

安保先生は、その著書の中で自律神経のバランスの大切さを説いています。このバランスさえ破たんしなければ病気は自分で治るものだと力説しております。

 

わたしたち施術家も基礎医学を学ぶ過程で、自律神経を含む神経ネットワークの重要性を繰り返し反復学習したものです。

 

安保理論は自律神経の乱れと病気のつながりを次のように説いています。

①ストレス⇒交感神経緊張⇒その結果、血流障害と顆粒球が増多(免疫をつかさどるリンパ球の一つ)する。⇒するとカラダの組織を傷つける活性酸素が増える。⇒活性酸素は組織を破壊するのでいろいろな病気の原因となる。

②運動不足、無気力は⇒副交感神経(リラックスする神経)を疲れさせ⇒その疲れにより免疫を担当しているリンパ球の働きを低下させる。⇒アレルギー疾患など、免疫力低下が原因の病気が増える。

 

安保理論を簡潔に表現すれば、生き方と考え方を変え、病気の恐れをなくし、治ることを信じ、カラダを温めれば、がんも小さくなると言及しています。

 

この温めるということは、わたしたちが風邪をひいたときに熱がでますが、この現象は免疫活性につながる熱なので本来、解熱剤は必要ないのです。また、風邪はウイルスが原因なのでかぜ薬は意味を持たないと知り合いの薬剤師が話していました。

 

結局は、わたしたちの免疫力で快癒するのです。この場合、安保理論でいう温めるのがいいのです。

 

わたしがお世話になっている先生は、薬を出さない人です。たぶんこの理屈を実践しているのだと思います。

 

このように、ストレスは万病につながる要因となります。当院に来られる患者さんの背中は、ほとんどの方がパンパンに張っています。この背中の両側には自律神経が走っています。わたしたち施術家から判断すれば、背中の張りを軽くみてはいけないことになります。健康がなによりです。