不眠と不整脈

疲れがたまって眠りが浅い状態が長くつづくと、健康な人でも不整脈が出やすくなります。


これは疲労が原因となって、胸壁の呼吸筋に躍動性がなくなりその筋肉にコリが発生するからです。

 

呼吸には肋間筋が伸び縮みする胸式呼吸と横隔膜を使う腹式呼吸の2つがあります。

 

たとえば、疲れていても立ち止まって肩で息をしたり、腹式呼吸をすることにより不整脈の発生を防ぐことができます。

 

ところが、腹式呼吸をするための横隔膜が、腹壁や背中全体の背筋が緊張していると、その影響により筋肉の動きに制約がかかり、すべての呼吸に関係する筋肉群に支障がでます。するとカラダに取り込む酸素の量が減ってしまいます。

 

そうなると、心臓の筋肉に適正な酸素が供給されなくなります。でも、ふつうの健康体であればすこし休憩をとれば筋肉の緊張もほぐれます。

 

しかし、現代人はがんばり過ぎています。寝つきも悪くなります。自然と睡眠の質が落ちてしまいます。全身の筋肉の疲れが回復しづらくなります。

 

とくに腎臓や肝臓など重要な臓器の疲労回復が障害されます。

 

それらの障害が重なると、結果的に心臓を休めるための良質な睡眠が維持できなくなり、呼吸筋群のはたらき低下による心筋の酸素不足が起こり不整脈が出やすくなります。

 

                        ―良質な睡眠が大事です―